伊豆の海、安良里と黄金崎ビーチのダイビングで見られる、魚やウミウシなどの情報図鑑

伊豆の海の生物情報をコンデジやデジイチなどのデジカメ水中写真を使って解説しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
はてなに追加 MyYahoo!に追加 livedoorClipに追加 Googleに追加

ブックマークプラス by SEO対策

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ミガキボラの産卵

P4131726.jpg


ミガキボラという貝がいます。

ホラと名のつく貝は、ホラガイを始めけっこういますが、代表的なボウシュウボラやこのミガキボラは、ヒトデを食べているところをたまに目にします。
オニヒトデの天敵がホラガイだという話を耳にしたことがあるかたも多いんじゃないでしょうか?


ヒトデに襲いかかるところから見れた人は、

「貝があんなに早く動けるなんて!」

と、みんなびっくりします。
そういえば去年はテヅルモヅルを食べているところにも出くわしましたっけ。
これもなかなかに壮絶なものではありました(^^ゞ


P4131734.jpg



ボウシュウボラは昨年このブログで取り上げました。
孵化するまで母貝が卵を守るんだそうです。

http://araridc.blog41.fc2.com/blog-entry-16.html


でも貝なのにどうやって守っているんでしょうね???
そして、卵を守らないというミガキボラではどうなのでしょう?
先日、その現場に立ち会えました。

上の写真の右側が母貝で、左側の白いのが卵です。
中ほどで卵にびっしりとたかっているのが小さな貝の仲間で、このミガキボラの卵を食べています。


P4131732.jpg


上の写真は拡大した画像です。
本来、この仲間の貝の卵は頂上に一つだけ明り取りのような窓があるのですが、まだ穴が開いているわけではなく、この窓はハッチアウトしようとする稚貝がそこから出て行けるように、周りより薄く作られているんだそうです。

その本来一つのところの窓の脇に、2つも穴が開けられてしまっています。もちろん、卵の中身は食べられてしまい空っぽです・・・。

P4131729.jpg



貝の仲間は長い時間をかけて産卵します。
このミガキボラも13日の発見から、16日の午前中までまだ産卵していました。
すぐそばには産みたての卵をいただこうと、すでに他の卵を喰らい尽くした貝たちが手ぐすね引いて待ち構えています。

「助けておかあさ~ん」

と食べられていく我が子の悲鳴をどうすることもできず、そして今から産もうとしている卵ですらも、同じ道を辿ろうとしている。
ミガキボラとしてもとりわけ長く、これほど産卵に時間をかけているのは、この捕食者たちが去るのを待って、じっと耐えているのかもしれません。
この母貝が産んだ卵は、一部でも無事に孵化することができるのでしょうか・・・・・・。


「うう、なんて切ない話だ・・・(T_T)」


見ていて思わずほろりときた涙を、マスクを外してぐいっとぬぐったのでした・・・。
スポンサーサイト
はてなに追加 MyYahoo!に追加 livedoorClipに追加 Googleに追加

ブックマークプラス by SEO対策

  1. 2007/04/16(月) 12:11:29|
  2. 旬の貝
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<カエルアンコウ | ホーム | ヒメギンポ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://araridc.blog41.fc2.com/tb.php/58-77eee571
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

伊豆 安良里ダイビングセンター

Author:伊豆 安良里ダイビングセンター
ようこそ伊豆・安良里と黄金崎の海へ!
安良里ボートと黄金崎公園ビーチの旬の生物の情報を楽しく紹介していきます♪

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。